先週の土曜日は暑さにやたらと弱いわが部、初めての夏登山。早起きして早い集合時間でいつもより遠めな大菩薩嶺に行きました。
夏に行かないのは暑い低山でイヤになっているからだよと、今回は上に行けば涼しかろうと標高の高い山をセレクト。部員Aのプランで出かけました。
バスで結構登るのでコース自体は登りもキツくなく快適♪とはいえ、雨の御岳山合宿以来、いやその時も大して登ってもいないので実はちゃんと登るのは5月末以来。体の重さを感じつつ、到着した大菩薩峠で一休み。
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なんだか、アイスが異様においしかった。 |

元気を取り戻して、ふと見ると大菩薩峠の空の広さ。お天気もよくって気分爽快。360度見渡せる視界のよさも顔にあたる風の心地よさもなかなかで、夏山も悪くない!?・・・とここで、かなりな満足感を得てしまっていたのだけど、頂上はまだまだ先。日陰がないので、できれば雲にいてくれと頼みつつ、前進前進。

途中でプチ疲れてあそこが頂上かなとかもうすぐかなとか勝手に短縮しようとするも「あれより奥です」「まだありますよ」と通りすがりのハイカーさんたちに告げられる。ゆっくりペースで登っていると、白い雲の中に黒い雲がかかりはじめる。風が冷たくなって涼しくていいんだけど、いや、でも雨降ったら困るなと思っていると、遠くでカミナリがゴロゴロ。
少し足早になりつつ頂上に到着して下り始めようという時にポツポツと雨が降り出してしまった。「山の天気は変わりやすい」は今まで低山専門だった私らにはほとんど関係がなく雨予報が出ていない時は雨具を持っていかないという状態だったのだけど、さすがに高い山は天気予報だけではダメらしい。あまり長くなくザーザー降りにはならなかったので持っていたへなちょこ雨具で凌げたのだけど、高い山に行く時はもうちいと気をつけなきゃなぁという感じでした、とさ。
それと虫!自然あふれる山は虫のパラダイスだったのか、やたら多くてヒトの汗に寄ってくるのか、少しでもじっとするとすぐにぶんぶん顔の周りに虫が来る。だから写真撮影が大変。撮る側も撮られる側も虫にたかられまくり(そんな中で部員Kは最高の笑顔で写真におさまるというミラクルだったが)。豊かな自然のもと、たくさんのとんぼが飛んでるし、小さなプロペラ機のような虫がブーンブーン飛んでるし(アブかな?もうプロペラ機にしか見えなかった)ちびっちいのは何をするわけじゃないけど、顔をめがけて飛んで来るし(部員Kは何故かコメカミを狙われていた)、虫虫虫〜〜。部員Kのハッカスプレーだけが望みの綱で、虫除けスプレーや虫除けパッチをちゃんと持っていくべきだったと後悔。
雨具と虫除け、他にも帽子やら顔用のUVなどなど。それぞれがなんらかの忘れ物があった。どうもそれは朝が早かったせいじゃないかというヘタレぶりは、ともかくも・・・
筑波山に続く2つめの百名山達成!!これで100分の2名山になりました。
100分の100を目指してるわけでは全然ないんだけど、ヨイ気分♪他にもちょろ〜っと行ける百名山はないかと探し中です。
それと標高2,057mはいままでの部最高峰が1,531mの三頭山だったので最高峰記録も塗り替え、もう登山じゃないねとハイキング部に降格していましたが登山部に改名、復活することになりました。
めでたし、めでたし!?
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下山後にコーヒーも飲んで、いいハイキング・・・いや、いい登山でした、とさ。 |
☆次回は、秋シーズン開幕戦。まだ暑そうな9月に涼しげな湿地に行く予定です。
追伸:山の上でたくさん咲いていた花。名前はわかったかしらん?