秋の尾瀬ケ原に行って来ました。
8月末は部員Mが都合が悪くなり、9月頭はツアーが催行されず。
紆余曲折ありながら9月末にやっと念願の尾瀬に。
夜に東京/新宿を出発する夜行バスで夜明け前の尾瀬に到着。
部員A「そんな早朝から歩けなかったらどうしたらいいですか?」
ツアコンの方「歩けます!」
眠れたんだか眠れなかったんだか、もうろうとした中、朝から舞茸弁当を食べていたら夜が明けた。靄がかかる早朝に、ハイキングスタート。
さみーなー。ねみーなー。・・・というのも確かに言われた通りそんなになく、歩ける。
尾瀬ケ原は一面「草紅葉」。「草紅葉」って言葉は初耳だあ。そもそも部員全員尾瀬が初めてでした。水芭蕉の頃がやはりシーズンでしょうとか言いつつも、一面秋色の湿原。ただただ広い湿原。なんだろう、この植物、これじゃないかな、ああ、これだね、な湿原。
秋色の中にちらほら見える花の色がキレイ。なんだかいいところに来ちゃったみたいだ。
↑これはエゾリンドウ。部員Mがキレイに写真に撮ろうと何度もトライしてました。
空を映す池塘(ちとう)。あ、「池塘」って言葉も初耳だあ。
(池塘は湿原にある池や沼のこと。すぐに忘れてしまいそうなのでここに残してみました)
池塘にある羊草。水草も秋色でした。
(羊の刻に花を咲かすからこの名前なのだとか。通りすがりのおじさまに教えていただきました)
カワイイ秋草にただっぴろい草原。朝の冷たい空気。顔にあたる風が気持ちいい。
・・・ということで、うかれる部員M。
部員Mは浮かれ過ぎ&注意力散漫で何度か木道から落下。しかし、なぜだか落ちるところは足場のよいところで本人はノーダメージ。運がいいんだか悪いんだかは尾瀬の靄に包まれていた。
かなり距離は歩いたものの、平坦な道なので『登山部』な私たちは全然へっちゃら。 気がつけば折り返し地点に到着〜。
コーヒーをいただいて休憩。
結構、人が多いですよと言われたものの、全然ゆったりとしていて気持ちのよいハイキングでした。
やがて靄も雲もすっかり晴れて、気持ちのいい秋晴れに。
帰りは至仏山に向かって歩く道。「山」という文字そのまんまなステキフォルムの至仏山。百名山だし、登れなくないらしいと聞いて
部員A「今度来たら至仏山登りたい」
部員K「やっぱり初夏とか、水芭蕉見に来るでしょ」
部員M「尾瀬沼もあるし」
なんだか意見が合ってるような合ってないようなですが・・・とても良かったからまた違う季節に来ようってことで!
何度か歩荷さんとすれ違いました。すごいお仕事です。 |
昼になるともうすっかり晴れて汗ばむ陽気に。お日様があたって、水も草も木もキラッキラッ。あぁ、なんてキレイなんでしょ。と、お目目もキラッキラッ。だったのだけど、
朝は少しボケたまま下っていた長い道。帰りは登らなければならずラストはゼイハー。その登りの前までは全然疲れを感じていなかったのに、やはり朝から何時間も歩きっぱなしだっただけにラストはキツかった。
そういえばいくつか気になることがありました。
- 持ち主のいない置き去りの赤いリュック
- すごい軽装な人とその上司みたいな人のハイキング
- やたら飛んでる捜索してるかのようなヘリコプター
- 食べたかった花豆ソフトのありか
まーどうでもいいことなんですがね、気になっちゃいました。
沼に落ちた人が救助されたらしい話とか、軽装すぎて寒そうなのにビール飲んでるよとか、ただっぴろい湿原でも、なんだかいろいろありました、とさ。
また行きたいです、尾瀬。今度は草の青い時かな。違うエリアかな。それとも山かな。いっそ宿泊しちゃおうかな!?
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